洞爺湖の壮瞥公園では二年に一度、梅の花が満開を迎えます。
満開の梅の一目見ようと、シーズン中は大変な賑わいになる中特に、早朝の朝焼け時間帯が最も美しい瞬間なので夜明け前から大勢のカメラマンが一瞬の美しさを写しきるために、早朝から大勢の撮影者が訪れることでも有名です。
月明かりのある夜だと、梅の花もまた日中とは違った美しさを楽しませてくれます。
丁度屋根付きのベンチがあるので、そこで月と梅を見ながらお酒を一杯いただくのも大変贅沢な一時になるかと。
普通の季節感だと梅が咲いた後に、桜が咲くイメージですが北海道はどちらかというと桜が咲いた後に梅の花が咲く場合が多いです。
北海道と言っても暖かい函館などの道南と寒い稚内や釧路だと、桜の開花時期など最大で1ヶ月半程の開花のズレがあるので、住まれている地域によって差はあると思いますが、私が住む帯広からだと桜が咲いた後に、梅の花が見頃を迎えます。
洞爺湖の梅の花の見頃は、5月上旬から中旬やってきます。平野部の桜が開花し散り始める時期が、見頃のタイミングだと思って下さい。
不思議です。満開の年の翌年は開花のお休み時期にあたるので上手くタイミングを合わせて訪れたい物です。私が最後に撮影した満開時期が、2014年の5月なので2016年5月が梅の花の満開時期となるので、もし梅の花を見に行くなら2016年または2018年がお勧めです。
夜明けを迎え、柔らかい太陽の光で輝く羊蹄山と梅の花を添えた洞爺湖全景が見られる早朝が一番美しい時間帯です。ただ、この時間帯は殺気だった撮影者が陣取っているので下手に構図に入ると怒られたり、逆に構図の中に入れられて無断で撮影されるリスクも伴うのでできたら日中に訪れるのをお勧めします。
また、山頂付近までマイカーで上れますが近年、混雑具合が酷いのでもしかするとマイカー乗り入れができなくなる恐れも出ています。
撮影時のアドバイスは特にありませんが、場所取りがとても大切なので本気で撮影される方は夜から車中泊で訪れるのをお勧めします。
※公園には簡易トイレしかありません。